こんにちは、黒帯兄さんこと八木橋ショーガックです!

 

今回は、僕の「歌ってみた」カバーシリーズの最新作をご紹介します!
 
その曲とは… 聖飢魔Ⅱ「アダムの林檎」(-3 key)!!
 
→YouTube動画は記事の最後に埋め込んであります。ぜひ聴いてみてください!


◆小学生の頃の記憶:聖飢魔Ⅱといとこの“声”論争

僕がまだ小学生だった頃のことです。 当時、9歳年上のいとこが大好きだったバンド

――それが聖飢魔Ⅱでした。
 
そのいとこに僕が素直な疑問をぶつけたんです。
 
「聖飢魔Ⅱって、なんか声が低くない?」
 
そう言った瞬間、彼はムッとして言い返しました。
 
「高いよ!!!」
 
…そう、今となってはその一言がよ〜くわかります。



聖飢魔Ⅱのボーカルは、実は神レベルのハイトーン



特に今回カバーした「アダムの林檎」なんて、

原キーだとhiC〜hiD〜hiFと超高音域のオンパレード。



僕がカバーしたのは-3キーですが、それでも


hiB(ヘッドボイス)
hiA(地声)
 
と、なかなかの高さです。



いとこはその当時から、この曲をシャウトに頼らず、なんと原キーで地声だけで歌っていたというのです。



「聖飢魔Ⅱの曲、全部歌えるよ」と豪語していましたが、今ならその実力の凄さが身に染みてわかります。


◆高校時代:いとこの音楽人生、X JAPANの裏話

このいとこ、実は高校時代にバンド活動をしていたんですが、これまたすごいエピソードが…。


なんと、X JAPANのライブに関わる機会があり、 楽屋であのhideさん本人からブレスレットをもらったらしいんです!



当時の彼は、ただの高校生。



だけど、歌唱力と現場での立ち居振る舞いが評価されたのか、そんな信じられないほど貴重な瞬間に立ち会えたそうです。



そのブレスレット、今でも大事に保管しているとのこと。



この話を聞いたとき、僕はただただ驚きました。 「いとこ、やっぱ本物だな」と。


◆音楽的な才能の根源とは?

いとこの話を分析してみると、3つの力が彼を支えていたんだと思います。

 

① レンジ特性を見抜く耳

子どもの頃から「この曲、高いか低いか」を耳で体感的に判断できていた。 そして、その印象を即、歌唱で証明してみせる。 これって、まさに“天性の耳”を持っている証拠です。

 

② 地声シャウトレスの歌唱力

普通、hiCとかhiDなんてシャウト(叫び)じゃないと出せない人が多いんです。



でも彼は、地声ベースのミックスボイスを使って、 音程も外さずにビブラートもかけて歌いこなしていた。



それができるのは、

・体の使い方を理解している

・何度も何度も練習して体に染み込ませている



そんな裏打ちがあるからなんです。

 

③ 音楽的ネットワークと現場力

高校生でX JAPANのhideさんと接点があったって、普通じゃ考えられません。



でもそれを可能にしたのは、彼の実力と誠意と、 そして**“現場に愛される人柄”**だったんじゃないかと思います。


◆そして僕も、カバーで挑戦!

そんな“歌の鬼”のようないとこに刺激を受けて、 僕もこのたびアダムの林檎(-3 key)に挑戦してみました。



今回は、音域を調整しながら、 hiB(ヘッドボイス)、hiA(地声)を使い分け、 シャウトに頼らずに感情を込めた表現を意識しています。



歌ってみた動画を制作する中で、 「曲を攻略する」っていう感覚、 そして「聴いてくれる人の心にどう届けるか」を 改めて深く考えさせられました。


◆これからのカバー活動に活かせる視点

今回の体験と、いとこの話から学べたことは大きいです。



✔ 曲の高さや難易度を耳で判断できる力

✔ 技術に甘えず、地声・表現力で勝負する覚悟

✔ 実際の場に出ることで信頼を得る力



これらを大事にして、これからもカバーを続けていきます!


◆まとめ:歌は“技術×心×物語”

今回の「アダムの林檎」カバーには、僕なりの物語とリスペクトが込められています。



いとこのように、歌の世界で信頼と実力を築いてきた人の背中を見て、 僕もまた、自分の道を歩いていこうと思います。


🎧それでは、ぜひこちらから聴いてください! 🎥



【YouTube動画はこちら▼】 
 


また次回のカバーでも、お会いしましょう!



――黒帯兄さんこと八木橋ショーガックでした!