こんにちは、黒帯兄さんこと八木橋ショーガックです!
 
今日はちょっと不思議なお話をしようと思います。それは「名前のチカラ」についてです。
 
あなたは自分のあだ名やニックネームに違和感を感じたことってありませんか?
 
僕もそうでした。


「黒帯兄さん」って呼ばれたくなかった

実は「黒帯兄さん」って名前、最初に言われたとき、僕はイヤだったんです。まじめに。
 
「え?黒帯兄さんって……なんか、軽いな」って思ったんですよ。
 
できれば「まさあきさん」とか、もっと普通で落ち着いた名前のほうがいいなぁって。
 
でも、僕にこのあだ名をつけてくれたのは、武道を学んでいる小学5年生の弟子のひとりでした。
 
彼にとっては、僕のことを尊敬の気持ちも込めて「黒帯兄さん」って呼んでくれたんですね。
 
それでも最初はちょっと、というか、かなりモヤモヤしました(笑)。
 
でもね、その「違和感」こそが、実はブランディングにとってすごく大事なポイントだったんです。


「Kinki Kids」も最初は抵抗があった

これは有名な話なんですが、ジャニーズの人気グループ「Kinki Kids(キンキキッズ)」も、実は最初、名前に抵抗があったそうです。
 
堂本剛さんと堂本光一さんが、「俺たち、終わったな」って思ったくらい衝撃だったそうです。
 
でも、いまや誰もが知っている名前になりましたよね。
 
覚えやすくて、語感も良くて、忘れにくい。それってすごいことなんです。


インパクトがある名前は強い武器になる

「黒帯兄さん」「Kinki Kids」も、共通しているのは一度聞いたら忘れないネーミングということ。
 
こういう名前って、ブランディングにとってはめちゃくちゃ強い武器になります。
 
たとえば、「黒帯兄さん」って聞くと、なんとなく武道をやってて、厳しそうで、

でも頼れそうな人ってイメージが浮かびませんか? 
 
そのイメージが、僕の発信内容や人柄と結びついて、ブランドになっていくわけです。


自分の「理想」と「周りのイメージ」は違うことがある

でもね、こういう名前って、自分ではなかなか選ばないことが多いんです。
 
なぜかというと、名前には自分自身の「こうありたい」という理想像がにじみ出るから。
 
僕も本当は「まさあきさん」みたいな、控えめで優しそうな感じでやりたかったんです。
 
でも、弟子たちや読者さんたちが求めていたのは、もっと「強さ」と「信頼感」のある人物像だった。
 
それが「黒帯兄さん」という名前にピッタリ重なったんですね。


最初はイヤでも、やがてブランドになる

最初はちょっとイヤだった名前でも、時間がたつと、それが自分の「顔」になっていく。
 
「黒帯兄さん」と呼ばれるようになってから、ありがたいことに講座の参加者さんが増えたり、「この名前で覚えてました!」と言われたりすることが増えました。
 
名前はただの記号じゃなくて、「物語を伝える道具」なんだなって実感しました。


ネーミングは他人がくれる“鏡”かもしれない

もしかしたら、ネーミングって、自分自身では見えない一面を、まわりが映し出してくれる“鏡”なのかもしれません。
 
僕自身がそうでした。
 
自分では気づかなかった「信頼される兄貴分」みたいな部分を、弟子たちが見抜いて、「黒帯兄さん」と名付けてくれた。
 
最初は戸惑ったけど、今ではとても気に入ってます。


名前に込められた物語を大切にしよう

だからもし、みなさんが何かあだ名をつけられたり、新しい肩書きを提案されたりしたときに、「なんかイヤだな」と感じても、ちょっと立ち止まって考えてみてください。
 
それはもしかすると、あなたの新しい魅力のはじまりかもしれません。
 
名前には、物語と可能性が詰まっているんです。


おわりに

今では「黒帯兄さん」と呼ばれるたびに、少し照れながらも、誇らしい気持ちになります。
 
名前の違和感は、もしかしたら“成功のサイン”かもしれません。
 
もし誰かにちょっと変わった名前をもらったら、それはあなたに光る個性がある証拠。
 
自分の名前を、ちょっとだけ大切に思ってみませんか?