こんにちは、黒帯兄さんこと八木橋ショーガックです!
 
今日は、僕が長年愛してきた

「V系(ビジュアル系)」と「ネオビジュアル系」 の違いについて、

小学生にもわかるように、
 
そして大人が読んでも面白いように、たっぷり3000文字で語っていきます。
 
V系を知らない人も、当時どハマりしていた人も、そして最近またV系を聴き始めた人も、

これを読めば “2つの時代の違いがひと目でわかる” はずです。
 
では、いってみましょう!


■V系の始まり ― 90年代の黄金時代はここだ!

まずは 「V系(普通のビジュアル系)」 の世界から説明します。
 
僕が初めてV系に心を撃ち抜かれたのは、やっぱり 1990年代後半
 
その頃、テレビ番組の 『Break Out』(1996〜2001) が火付け役となり、

全国の中高生が一気にV系にハマっていきました。
 
地元室蘭市にも「ゆうずど」っていうビジュアル系のインディーズCDショップがあって、
中学時代から通っている人がいましたね。
 
高校時代は、バンド文化も盛んで、ビジュアル系好きでバンドを組んでいる

同級生が自作で作曲したテープを250円とかで手売りしてました。
 
当時のV系は、今でいう「RPGの世界から出てきた人たち?」みたいな

派手なメイク、煌びやかな衣装、幻想的な世界観 が強いバンドが多かったんです。

●V系とはどんなジャンルだったのか?

  • 衣装が派手!世界観が濃い!
  • ロックとポップスの間をいくキャッチーな楽曲
  • メイクもダンスも世界観も、何もかも“魅せる”文化
  • 1996〜1998年が大ピーク


この時代を代表するのが、後に 「ビジュアル系四天王」 と呼ばれた4組です。

 

■ビジュアル系四天王

  • SHAZNA
  • MALICE MIZER
  • La’cryma Christi
  • FANATIC◇CRISIS
この4組が、まさに“基準”でした。
 
そして四天王の周りには SIAM SHADE、SOPHIA、LAPUTA、D-SHADE などが並び、

90年代後半はまさに V系の黄金期
 
今の若い人からすると、

「この時代、V系ってこんなに華やかだったの!?」 と驚かれるくらい、

個性が爆発していました。
 

●僕が持っているV系のCDたち

僕が実際に持っているV系作品を一部紹介すると、
  • SHAZNA
  • Malice Mizer merveilles(1998)
  • La’cryma Christi Single Collection(2000)
  • FANATIC◇CRISIS Single Collection
  • SIAM SHADE
  • LAPUTA
  • SADS(清春)
  • SOPHIA 10th Anniversary Best(2005)
  • D+SHADE ZERO Single Collection(2000)
  • BREAKERZ BEST(2012)
などなど、“90年代〜2000年代前半のV系”を語るには外せないラインナップを持っています。
この頃のV系は、どちらかというと 「世界観とビジュアル強め」 の時代でした。
 


■ネオビジュアル系の登場 ― 2000年代の新しい波!

続いて、次の時代を切り開いたのが 「ネオビジュアル系」 です。
 
2000年代の中盤〜2010年代にかけて 「V系のDNAを持ちながら、さらに進化した」

そんなニュータイプのV系が登場しました。
 
メイクは薄くなり、衣装はスタイリッシュに。 世界観よりも サウンドの多様性 が重視されるようになりました。
 

●ネオV系の特徴とは?

  • メイクが控えめで洗練されている
  • ラウド、メタルコア、デジタル、打ち込みなど 音楽性がめちゃくちゃ幅広い!
  • アニメ主題歌に多く採用され、10代ファンが急増
  • ライブハウスシーンが熱く盛り上がった
V系は「見た目の華やかさの時代」から 「音の強さ・ライブの迫力の時代」 へ移行しました。
 

●この時代の代表バンド

  • the GazettE
  • Nightmare
  • SID
  • ViViD
  • アリス九號.
  • アンティック-珈琲店-
  • DuelJewel
  • Sincrea
  • abingdon boys school(西川貴教のバンド)
 
ネオV系はライブもYouTubeも強かったため、 ネット世代にも一気に広まりました。
 
2007年に行われた abingdon boys school の Zepp東京ライブは、
7月29日(日)と30日(月)の2日間開催されていました。
 
そのうち 僕と妹は、2日目に参戦しています★

 

●僕が持っているネオV系のCD

ネオV系は僕も相当ハマりました。
  • Nightmare(ナイトメア) ×12枚
  • SID(シド)
    • 10th Anniversary BEST(2013)
    • ALL SINGLES BEST(2016)
  • the GazettE
  • ViViD THE BEST(2015)
  • アリス九號.
  • アンティック-珈琲店-
  • DuelJewel(山森隼人)
    • Glassfia(2008)
    • REVIVE(2009)
  • Sincrea
  • abingdon boys school(2007)
さらに、GLAYの
  • REVIEW – BEST OF GLAY(1997)
  • REVIEW II – BEST OF GLAY(2020)
など、V系〜ネオV系の流れを語る上で欠かせない作品も揃っています。

 

●ShowGack /アルミナ 原曲キー DAM★とも採点動画 92.158点 #ナイトメア

 
ちなみに、ナイトメア /アルミナは僕も昔カラオケの動画出してます。
 
歌ってみた動画カバーでも、咽頭ミックスで出そうとしてるんですが、

なんせ原曲キーが高いんで、今だと若い頃のように声が出づらいです(笑)
 


■V系とネオV系の違いをまとめると?

小学生にもわかるように、めちゃくちゃシンプルにまとめると…
 
時代
見た目
音楽
空気感
V系(90年代)
派手・ゴシック・耽美
ロック+ポップ
幻想的で世界観が強い
ネオV系(2000〜2010年代)
メイク薄め・スタイリッシュ
ラウド・メタル・デジタル
アニメ、ライブの勢い、現代風
 
つまり、 V系=世界観が濃い王道スタイル ネオV系=音が進化した次世代スタイル
という感じです。
 
どちらも違った魅力があり、 僕は両方の時代が大好きです。


■V系とネオV系は「継承と進化」の歴史だった

V系の歴史は、決して途中で途切れたわけではなく、

時代とともに進化し続けている文化 なんです。
 
90年代の派手なビジュアル文化があり、 2000年代に音楽性が広がり、

さらに次の世代へと受け継がれていく。
 
僕がいまV系を語り続けるのも、 その“系譜”を大切にしたいからなんです。
 
あなたもぜひ、V系の歴史と音楽を 時代ごとに聴き比べてみてください。
 
きっと、新しい発見があるはずです。