こんにちは、黒帯兄さんこと八木橋ショーガックです!
今日は「戦う系アニソンや特撮ソングでは声が太く豊かに聞こえるのに、他の歌ではラクに自然に聞こえるのはなんで?」という、とても良い質問をもらったので、その秘密を大公開します!
僕が歌う曲にはいろんな種類があって、たとえば「戦隊モノの主題歌」みたいな熱くて激しい曲もあれば、「ポップでさわやか」な曲や「真っ直ぐな気持ち」の曲もあるよね。
実は、曲の種類によって僕は声の出し方を変えてるんだ。
もくじ
🔥戦う系ソングで使う“咽頭ミックス”って?
まず、「戦う系アニソンや特ソン」で僕がよく使うのが咽頭(いんとう)ミックスっていう発声技術。ちょっとむずかしく聞こえるかもしれないけど、大丈夫!簡単に説明するね。
咽頭ミックスっていうのは、のどの奥の方(咽頭)をうまく響かせて、声に“迫力”や“力強さ”を出す技術。音を高く感じさせたり、戦う感じのカッコよさを演出できるんだ。
例えば、
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「ヒーローが登場するシーン」
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「敵を倒すぞ!って盛り上がる場面」
そういうときに、ただ普通に歌うだけだと鋭い声質過ぎるよね?
だから、喉奥を広くとり、咽頭ミックスで声に深さを足してるんだよ。
🔊口腔共鳴を混ぜれば、柔らかさや荒々しさ、イカつい感じの感情がこもった歌い方にもできるね!
※フースラーメソッドでは、アンザッツ2や4を使ってると思われます。
🎶じゃあ他の曲ではどうしてるの?
一方で、バラードやポップな曲、アイドルっぽいかわいい曲なんかでは、あんまり鋭くて力強すぎる声は逆効果になっちゃう。
だから、そういう時はミドルボイスっていう、もっと自然でスムーズな発声を使ってるんだ。
ミドルボイスは、胸の声(チェストボイス)と頭の声(ヘッドボイス)のちょうど間。
高すぎず、低すぎず、ラクに歌えて、耳にも心地よい声が出せるのがポイント。
たとえば、
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やさしいラブソング
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爽やかなエンディングテーマ
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心が落ち着くような曲
こんなときには、ミドルボイスで自然に歌ったほうが、聴いてる人も安心して気持ちよくなれるんだよ。
※フースラーメソッドでは、アンザッツ1、3、5を使ってると思われます。
🎯なぜ切り替えてるの?
ここが大事なポイント!
僕は「どんな発声が一番、その曲に合うか?」をいつも考えてる。
🎵 曲に合わせて“声の服”を着替える感覚
たとえば、運動会でジャージを着るように、ライブでカッコよく見せたい時はスーツを着るよね?
それと同じで、曲のジャンルや感情に合わせて、声の出し方(=発声)を変えるのが、プロの歌い手の役目なんだ。
💪 咽頭ミックスはエネルギー全開モード!
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曲に迫力を出すため
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聴いてる人のテンションを上げるため
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自分の内なる“ヒーロー魂”を爆発させるため
こういう目的で、咽頭ミックスを使ってる。
🌸 ミドルボイスは自然体モード!
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やさしさや温もりを素直に届けたいとき
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心地よく流れるメロディを活かしたいとき
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聴く人の心にそっと寄り添いたいとき
このときは、ミドルボイスの出番!
🔁 声の切り替えって難しいの?
たしかに、初心者のうちは「この曲、どうやって歌えばいいの?」って迷うこともあるよね。
でも大丈夫!大切なのは、まずは「自分がその曲をどう感じたか」を大事にすること。
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「この曲は熱い!戦う気持ちで歌いたい!」→ 咽頭ミックス
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「この曲は真っ直ぐ、ストレートに、装飾ない方がいい」→ ミドルボイス
こんな感じで、自分の中の感情とリンクさせて声を選ぶことが第一歩なんだ。
僕も最初はぜんぶ同じように歌ってたよ。でも、ある時から「曲によって声のキャラを変えたほうが伝わるんだ!」って気づいて、少しずつ切り替えるようになったんだ。
🎤まとめ:曲の“歌詞のメッセージ性”に合わせた発声をしよう!
だからね、僕が戦う系のアニソンでは太く力強く、他の曲では自然体に聞こえるのは、その曲の世界観に合わせて声を切り替えてるからなんだ。
つまり、発声も感情も「全部、曲が教えてくれる」ってこと!
歌詞は、朗読会みたく朗読する練習を十分にするといいよ。
🎁読んでくれたキミへ
音楽って、ただ音程が合ってればいいんじゃないんだよね。
**「どう歌うか」「何を伝えたいか」**で、ぜんぜん印象が変わる。
だから、これから歌を練習するときは、
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どんな曲か?
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どういう感情か?
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どんな声が合うか?
を、少しだけ考えてみてね!
僕もこれからも、曲に合わせていろんな声の“道着”を着替えながら、全力で歌っていきます!
みんなも、歌を通して自分の“声の冒険”をしていこう!
それじゃあまたね!
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