(※このページは2022年10月28日に更新されました)
こんにちは。
Kempo Striking ChannelのShowGackです。
今日は最近のSKでは、練習されることが少なくなってきた「振り蹴り」をやってみたいと思います。
「振り蹴り」というのは、足の甲から脚刀で廻し蹴りをして
「胴体」に当てる蹴り方のことです。
前足底という部分を起こして蹴るやり方もあります。
こちらは「廻し蹴り」という言い方をします。
基本、振り蹴りは金的を隠しながら、
廻し蹴りも振り蹴りも同様ですが、
金的を隠しながら蹴るやり方(小廻し)と「大廻し」といって
脚を床と並行に抱え込みながら大きく廻して蹴る
=「大廻し蹴り」というのがあります。
金的を隠すか、開くかの違いですね。
ちょっと、そのやり方で蹴ってみます。
おっと、その前に…!
まず片方の脚でミドルキックをするような形で
振り蹴りをしてみたいと思います。
***
今、胴側を蹴りましたが、本来であれば
相手の背中側を蹴っても問題ありません。
運用法で「立ち合い評価法」という時には、
背中側を蹴ることは禁止ですが、
胴を付けていない場合は、
(スパークリングでレガースを付けてる場合にも、)
前を蹴っても後ろを蹴っても問題ありません。
その際に練習方法として、
青ミットを縦に2枚並べて、
左右交互に20本ずつ蹴るという方法があります。
片方ずつ左か右で20本ずつ。右脚で20本蹴って、
左脚で20本蹴るという場合の練習方法は、
最初は体重がかかっている軸足の膝を開きながら蹴るのが一般的です。
その方が(威力も強いし、)蹴りやすいです。
相手の背中側に斜めに入りながら、片方ずつ蹴ります。
蹴った後に必ず2回か3回、スイッチして
クルクルと回転するようにしてください。
これは転換(転身)というやり方と同じです。
そして、その時ですがっ!
だんだん慣れてきた時には軸足を絞るだけでなく、
金的を隠しながら蹴る方法を試してみてください。
膝頭をだんだん、低いところから(内側に)絞っていくわけですね。
その際に金的を隠しながら蹴るわけですが、
有効なテクニックとして「クモ足退がり」という方法があります。
「クモ足退がり」というのは、蹴った後、
左右交互に「クモ足」をするわけです。
クモのようにぴょんぴょん跳ねながら、
足をその場で「クモ足スイッチ」するわけですね。
左右20本ずつ蹴ってみてください。
***
軸足を開いての「ミドルキック」は、
威力は強いですが、
蹴っている最中に
「金的がガラ空き」になってしまいます。
「守りながら、攻める」「攻めながら、守る」
というのが、金的を守りながらの蹴りの基本になります。
※ミドルキックとしては少しカッコ悪くなりますが、
金的がガラ空きになるリスクの方が高いです。
というわけで、「振り蹴りの練習方法」の説明を終わります。
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合掌(^人^)
以上、ショーガックでした。
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