少林寺拳法の達人伝説

青坂寛/少林寺拳法 達人伝説 青坂寛



少林寺拳法の達人は、いったい誰なのか?

「少林寺拳法界で一番強い人は誰か?」

と、最近友達に聞かれました。

少林寺拳法では、「勝つことはあまり問題ではないこと。」

そして、「負けないことが大切。」を教えられました。

そういうことが、少林寺拳法をしている拳士たちの常識です。

ショーリンジャー卍は、そうじゃなきゃいけないはず。

自分にもそれは、わかっています。

青坂先生は、

「指導者には、感性が必要だ。」

とおっしゃっていました。

そこで、もう一度質問です。

小学校低学年くらいの子に聞かれたとします(笑)

「少林寺拳法で、今生きてる人の中で、一番強い人は誰なの?」



その時、なんと答えますか?子どもは、何を期待しますか^^

僕はこう応えました。

「青坂先生が、最強だ!!」

なぜだろう。そう応えたかったし、

自分がヒーローを必要としているからかもしれない。

少林寺拳法をやっている人は、基本的におもてに出てこない。



それどころか、「ヒーローはいらない」と言っている。

青坂寛先生みたいな人は、珍しいのかもしれない。

少林寺拳法の高段者の先生たちは、それぞれとてつもなく、強い。



なのに、「少林寺拳法の達人シリーズ」は、青坂寛先生だけ

本部の先生や全国の先生の中には、強い先生はたくさんいるはずです。

これだけ、情報が伝わりやすい世の中になったのに、

少林寺拳法の会報にすら「本部の現役の先生」が出て来ない。



組織が大きくなりすぎてしまったから?

それとも、知的財産権の問題が出て来たからなのだろうか?

開祖・宗道臣先生は少林寺拳法をなぜ創ったのでしょうか?

一匹狼を作るためではないことはわかります。

でも、それでも・・・、

自分たち一人ひとりにももっとできることがあると思う。

インターネットが発達したのだから、

情報を伝える手段はもっとあるはずだと思います。

つづく

つづくったら、つづく