🎙️ はじめに:リスナーの質問に答えます!

こんにちは、黒帯兄さんこと八木橋ショーガックです!

今日は僕の「ボーカル修行ブログ」として、名曲「DAN DAN 心魅かれてく」などで知られるFIELD OF VIEWの楽曲について語ります。



リスナーの方からこんな質問が届きました:
 
「黒帯兄さんって、FIELD OF VIEWの原曲キーだとhiA#〜hiBあたりキツいですか?」
 
ズバリお答えします。 キツいです!…でも、出せます!


🎤 僕の発声スタイルと音域について

僕は普段、**mid2G#〜hiAくらいまでは地声に近い“ショーガック・ミドルボイス”**で安定して歌えます。



少林寺拳法の「気合」と似た身体感覚で、お腹の支え+喉を開くことで、ラクに高い声を出すことが可能です。



ただ、FIELD OF VIEWの楽曲はhiA#〜hiBのゾーンを何度も連続で出さなければならない構成のものが多い!


💡 「出せる」と「歌いこなせる」は違う

「DAN DAN 心魅かれてく」は、ただ高音があるだけではなく、 爽やかさ・軽やかさ・抜け感も求められる曲です。座りながら歌うと、2番がキツくなりますね。



だからこそ、技術でラクに出せる方法が必要になります。立って歌うと、かなりラクになります。
 


🎯 僕の実践アプローチ

僕はこの曲をよく**原キーで歌います**。
 
「DAN DAN 心魅かれてく」は、キャッチーで2番が終了したらすぐ終わるのでなんかラクに終われるんですよね。
 
短いのでパッと終われます。そこまでスタミナ要らない。
 
それでもhiA前後が何度も出現するので、声の芯・息の支えが不可欠
 
そのときは「至高のミドルボイス」に切り替え。
 
これは、ショーガック・ミドルボイスをベースに、ミックスヘッド寄りにして抜け感を最大化する技術です。


🧪 hiA#〜hiB攻略トレーニング

✅ 地声の朗読トレーニング
✅ ミックスヘッド練習(ウィスパーボイス)
✅ 高音の単発練習(hiBの1音だけ反復)
 
👉 「通る」より「抜ける」ことを意識!
 
 自分の限界音域のひとつ上を“軽く出す”感覚づくりがカギです。


🎵 FIELD OF VIEW 歌いやすい曲(-1〜-3キー推奨)

曲名
難易度
推奨キー
コメント
突然(1995)
やや高い
-1〜-2
王道バラード、感情を込めやすい
この街で君と暮らしたい(1997)
普通
-1〜-2
語りかけるようなテンポ、地声でも出しやすい
夢見続けて今も(1996)
高い
-3
サビ以外安定、ミドルボイス練習向き
Last Good-bye(1995)
高め
-2
エモーショナル、表現力チャレンジ曲
 
※「DAN DAN 心魅かれてく」は-2〜-3キーでも難易度高め。挑戦曲として位置付けましょう!


🎛 ピッチ補正の時代背景

ちなみに…「DAN DAN 心魅かれてく」は1996年リリースなので、
Auto-Tune(ピッチ補正ソフト)が登場する1997年以前の楽曲です。


🎧 1996年の録音環境と価値

  • スタジオではテイク選びや微調整は行われていたものの、
     
    → 現代のような自動ピッチ補正は未導入
     
    生の歌唱力がそのまま記録された貴重な音源


🧠 補足:だからこそ耳トレに最適!

  • 草野マサムネさん(スピッツ)も同時代に活躍していた代表的実力派
  • 音程の揺れ・ブレスの位置・響きの変化を分析することで、
     
    90年代“リアル発声”の教材としても価値がある


🌈 まとめ:あなたにしか出せない声がある

「誰とも似ていない声質」と言われたとき、それは個性という証。
 
僕自身は、少林寺拳法から発声法を学び、「ショーガック・ミドルボイス」という唯一無二の技術を築いてきました。
 
そして僕は、あなたにもあなたにしか出せない声があると信じています。
 
一緒に“ボーカル修行”を楽しんでいきましょう!


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コメントや「この曲も攻略したい!」というリクエストがあれば、ぜひ教えてください!
 
次回の修行記事では、GLAYやJanne Da Arcへの挑戦についても語ります。
 
お楽しみに!合唱ッ!! (^人^)