少林寺拳法連盟 前会長の新井庸弘先生が本部に入った頃、

先輩から注意されたのは、、、

 
「(突くときに)踵(かかと)から出るな」ということでした。

僕もその考えには、大賛成です。

 
 
連続写真シリーズ「剛法編Ⅰ」の「99ページ」を見てみてください♪
新井先生のアドバイスが聞けちゃいますよ。
 
踵から足を踏み出すと、相手に動きを察知されやすくなり、

顔から出てしまうため、カウンターをもらいやすくなります。


この点は、よく注意してみましょう!

 
今、練習生を見ていると、結構、見受けられます。

できてない人は、案外多いです。

 
指摘してくれる人もいないからでしょうか。

 
ショーガックは「突く」ときには、
「親指の付け根、つまり前足底から、
スッと入っていく」ことをおススメしています。

 
そうすれば、いわゆる「腰を切る」動作になって、

「タメ」ができます。

 
そして、騎馬立ちのような状態で、

間合いを詰めて、顔はあとから出ていくのです。

 
差し替え足や差し込み足も、

「間合いを盗む」といわれます。

 
これは、「足を忍ばせる」と同じ意味です。

 
 
つま先から動くことで、顔は動かさないで、

相手に悟られないように動いていくワケです。

 
攻撃側の形は、すべてそうなります。

 
意識としては、相手に動きを読まれないように、

素早く攻撃を仕掛けていってください(^_-)-☆