大道塾をはじめとする着衣総合格闘技という格闘技のジャンルがあります。

道着で試合すると、

着衣総合ルールになるので、技が増えるのはなぜなのか?

まず、着衣総合格闘技では、柔道経験者であれば、柔道の立ち技が使えます。

スローイング(Throwing technique)と呼ばれる投げ技になりますね。

しかも、相手の衣服やユニフォームを活用することで、新たな攻撃技や防御技が使えるようになります。

例えば、相手の衣服をつかんで引っ張ることでバランスを崩したり、衣服を巻きつけて絞めることで窒息させたりする技があります。

また、衣服の素材や形状によって、攻撃や防御の効果が異なるため、様々な技を使い分けることができます。

このように、着衣総合格闘技では、相手の衣服やユニフォームを巧みに利用することで、技のバリエーションが豊富になるのです。

寝技では「十字絞め(クロスチョーク)」という少林寺拳法や大道塾にもある技が使えます。

特に総合格闘技では、上半身裸の状態で四角いリングやオクタゴンで戦うので、三角絞め(トライアングル・チョーク)のように、道着を着ていなくても膝で掛けられる絞め技が有効です。

「三角」はかなり難易度が高い絞め技になりますが、熟練した指導者に習うことで、確実に上手に掛けられるようになります。

マウントを取られて殴られるシチュエーションの時でも、「下からの攻め」が使えます。

色々と自分で試行錯誤ながら、ぜひ試してみてください。