「ゴールはそれぞれが決めること。それに出来る限りこっちも合わせる。」

僕の新コーチ(自分より一つ年上)は、

このような熱い言葉をかけてくれました。

僕が思うに少林寺拳法以外の武道をしてはいけない

決まりは、ありません。ルールはすべて自分で決めるもの。

そして、ゴールも自分で決めます。

最近の話ですが、先代の先生に

「空手の道場に見学に行くことになったんですが・・・。」



正直に告白すると、

「そういうことは俺に言わずに、勝手に行け。」

そして、一言・・・(初代所長は)付け加えました。



「少林寺拳法とは関係ないものとして行け」

少林寺拳法には少林寺拳法のルールがあって、

それらを破ることはできません。

昔からある伝統的価値観や考え方には、

どうしても譲れないものがあります。

でも、それでいいのです。



それがなくなってしまうと、

「らしさ」がなくなってしまうからです。

少林寺拳法は少林寺拳法らしく。

柔道は柔道。テコンドーはテコンドー。

それぞれが良いと思えるために、

「習いごと」新ルールは有効です。

「自分は自分らしく」もっと自由に生きられるはずです。

生粋のショーリンジャーほど、習いごととして

他の格闘技をするのはモハメド・アリです(笑)