こんにちは、黒帯兄さんこと八木橋ショーガックです!
 
今日は、僕がずっと続けているカラオケ@DAM(PCのカラオケアプリ)の

「精密採点」の記録の話をします。
 
3年半分のデータをまとめて見てみたら、面白いことがわかったので、

みんなにも紹介したいと思います。
 
「精密採点」というのは、カラオケのお店にある機械(DAMという機種です)が、

音程・リズム・声の伸ばし方などをコンピューターで細かくチェックして、

100点満点で点数をつけてくれる機能のことです。
 
ただ楽しく歌うだけじゃなく、この点数を毎回記録すれば、自分の歌が上手になっているかどうかを、はっきり確かめることができるんです。
 
ちなみに、カラオケにはDAMのほかに「JOYSOUND」というライバル機種もあります。
 
この2つ、実は採点の厳しさがけっこう違っていて、DAMの精密採点はJOYSOUNDよりも厳しめにつけられる傾向があります。同じ歌い方でも、JOYSOUNDなら90点台が出るような歌が、DAMの精密採点だと80点台になってしまう、なんてこともよくあるんです。
 
だから今回の「80点以上が当たり前になってきた」というのは、採点が厳しいDAM基準での話なので、実はけっこう手ごたえのある成長なんです。

きっかけは「最近、点数上がってきた気がする」

僕は2023年の夏から、カラオケのDAM(精密採点)の点数を、歌った曲・日付・点数まで全部Googleスプレッドシートに記録しています。
 
もう3年半も続けていて、点数がついている記録だけで584件もありました。
ノート1冊にまとめるとしたら、ものすごい厚さになる量です。
 
最近、記録をつけながら「あれ、80点以上が当たり前になってきたな」と感じるようになりました。でも、これって本当にそうなのかな?ただの気のせいかもしれない。
 
そこで、コンピューターに手伝ってもらって、

データをちゃんと計算して確かめてみることにしました。

直近半年だけ見ると、実は「横ばい」だった

まず、ここ半年(2026年2月〜7月)の記録だけを見てみました。
 
平均は83.72点。
 
悪くない数字です。でも、月ごとの平均を並べてみると、80点台前半から中盤をずっと行ったり来たりしていて、はっきり右肩上がりというわけではありませんでした。
 
新しい方の半分と、少し前の半分を比べても、ほとんど同じ点数でした。
 
「あれ、思っていたのと違うぞ」と最初は思いました。
 
でも、これは半年分という短い期間だけを見ていたからかもしれません。
 
そこで、3年半分の全部のデータを使って、もう一度ちゃんと調べ直すことにしました。

3年半の全部のデータで見たら、はっきり右肩上がりだった

年ごとの平均点を並べてみると、こうなりました。
 
平均点
2023年
80.80点
2024年
80.51点
2025年
81.31点
2026年
83.38点
 
見てわかる通り、1年ごとにだいたい1点ずつ、じわじわと点数が上がっていました。
 
計算すると、1年でおよそ1.14点のペースで上がっていることがわかりました。
 
これは「なんとなくそう感じる」ではなく、数字ではっきり出た事実です。
 
「80点以上が当たり前になってきた」という僕の感覚は、正しかったんです。
 
 
半年ごとに区切って「80点以上を出せた割合」も調べてみました。
 
2023年の前半は50%だったのが、2026年の前半には76%、さらに直近では85%を超えていました。
 
つまり、80点以上を出せる回数そのものが、どんどん増えてきているということです。
 
3年半の全部の記録の中で、90点を超えたのは8回だけでした。
 
そのうち半分の4回は「特捜エクシードラフト」という曲です。
 
何度も歌い込んで、体にしっかり馴染んだ曲ほど、高い点数が安定して出るということも、あらためて実感しました。
 
半年ごとの数字を、もう少し細かく並べてみるとこうなります。
 
期間
平均点
80点以上の割合
2023年前半
79.07点
50.0%
2023年後半
80.99点
66.1%
2024年前半
82.64点
73.2%
2024年後半
79.96点
57.0%
2025年前半
81.09点
61.0%
2025年後半
81.66点
67.1%
2026年前半
83.37点
76.3%
 
こうやって細かく並べると、途中で少し下がる時期はあっても、大きな流れとしては確実に右上がりになっているのが、数字だけでもよくわかります。
 

大事なのは「バラつき」が変わっていないこと

ここでもう一つ、面白い発見がありました。
 
「標準偏差」という、点数のバラつき具合を表す数字があるのですが、

これが3年半ずっと4点台から5点台で、ほとんど変わっていませんでした。
 
これはどういうことかというと、「調子がいい日だけ高得点が出る」のではなく、

「土台となる実力そのものが底上げされている」ということです。
 
運や調子のムラで点数が上がったのではなく、僕自身の歌う力が、

この3年半でしっかり成長したということが、この数字からわかりました。
 
これ、たとえるならテストの点数と同じです。
 
1回だけ100点を取っても、それがたまたまなのか実力なのかはわかりません。
 
でも毎回のテストの平均点がじわじわ上がって、

しかも「良い時と悪い時の差」が広がっていないなら、

それは本当の学力が上がった証拠です。
 
僕のカラオケの点数も、それと同じことが起きていました。

一時的に点数が下がった時期にも、ちゃんと理由があった

グラフをよく見ると、2024年の後半(8月〜12月あたり)だけ、

平均が79点台まで一度下がっている時期がありました。
 
実はこの時期、月に20曲から38曲も歌うくらい、

ものすごいハイペースで練習していた時期でした。
 
さらに調べてみると、ちょうどこの時期に「叙情詩」や「Driver’s High」「flower」といった、

今までよりも高い音域を使う難しい曲に、たくさん挑戦し始めていました。
 
時期が重なっていることを考えると、点数が下がったのは下手になったからではなく、新しい難しいことにたくさん挑戦していたからだった可能性が高いです。
 
武道で言えば、新しい技を覚えている途中でいったん半歩下がる「一時的な谷(踊り場)」のようなものです。この時期を乗り越えたあと、2025年後半から2026年にかけて、また点数はしっかり上がっていきました。
 
これは、練習しているみんなにも伝えたいことです。
 
頑張って新しいことに挑戦している時は、一時的に点数や結果が下がることがあります。
 
でもそれは失敗でも後退でもなく、次に伸びるための大事な準備期間なんです。
 
僕自身、このデータを見て「あの時、点数が下がって落ち込んでいたけど、

実はちゃんと意味があったんだ」と、あらためて安心できました。

数字を正しく読むために気をつけたこと

分析するときには、いくつか注意も必要でした。
 
「選曲」や「アカペラ」といった、点数がついていない記録は計算から外しました。
 
また、2026年7月3日に歌った「特捜エクシードラフト」の66.578点は、

実は「1番だけ」を歌った短いテイクで、

フルで歌ったとき(90点台)とは全然条件が違います。
 
こういう特別な記録も、正しく見分けて外すようにしました。
 
数字はただ集めるだけじゃなく、こうやって一つひとつの意味を確認しながら読むことが大事だと、あらためて感じました。

なぜ3年半も記録を続けられたのか

正直に言うと、点数を毎回エクセルに書き込むのは、ちょっと面倒に感じる日もあります。
 
それでも続けられたのは、僕がもともと少林寺拳法や柔道をやってきたことが大きいと思います。
 
武道の世界では、毎日の練習をノートにつけて、自分の動きを振り返ることがすごく大事にされています。
 
カラオケの点数記録も、僕にとってはそれと同じ「稽古日誌」のようなものなんです。
 
一回一回の練習を大切にしながら、それを長い時間コツコツ積み重ねていく。
 
そうすることで、感覚だけではわからない「本当の成長」が見えてくる。
 
今回の分析は、まさにそのことを証明してくれた出来事でした。

記録を続けてきてよかったこと

今回いちばん実感したのは、「地道に記録を続けてきてよかった」ということです。
 
1回1回の点数だけを見ていると、良かったり悪かったりで一喜一憂してしまいます。
 
でも3年半分まとめて振り返ると、ちゃんと成長が積み重なっていることが、はっきり見えました。
 
これは前に紹介した、僕の歌声をコンピューターで分析した実験のときとも同じで、感覚だけじゃなくデータで確かめることの大切さを、また実感する出来事でした。
 
感覚は大事なヒントですが、それを数字で裏付けると、自信を持って次の一歩を踏み出せます。
 
これは道場で「型」を先生に確認してもらう作業に、すごく似ているなと感じました。
 
今回の分析結果は、グラフと一緒にX(旧Twitter)でも紹介しました。
 
「カラオケ@DAM、3年半分のスコアを全部データにした。2023年平均80.80点から2026年平均83.38点。年ごとに約+1点ずつ、右肩上がり。感覚じゃなく、数字で出た。」という投稿と、
 
「2026年に入ってから80点以上を出す割合が76%、直近では85%超え。安定してるんじゃない、実力そのものが底上げされてる。」という投稿の2つです。
 
こうやって記録を形に残しておくと、あとから見返したときに、自分の成長を実感しやすくなります。

まとめ

3年半、コツコツ続けてきたカラオケの記録から、「80点以上が当たり前になってきた」という僕の感覚は、ちゃんと数字の裏付けがあることがわかりました。
 
しかもそれは、運や調子ではなく、実力そのものが底上げされた結果でした。
 
途中で点数が下がった時期も、実は新しいことに挑戦していた大事な成長の時間だったこともわかりました。
 
大事なのは、1日1日の点数の上下に一喜一憂しすぎないことだと思います。
 
短い期間だけを見ると、上がったり下がったりで不安になることもあります。
 
でも長い目でコツコツ記録を積み重ねていけば、ちゃんと成長は積み上がっていきます。
 
これは歌に限らず、勉強やスポーツ、どんな習い事にも言えることだと思います。
 
僕は今、60本チャレンジという、10年間で60曲の歌ってみた動画を作る挑戦を続けています。
 
これからも記録を積み重ねながら、一曲一曲、丁寧に声を育てていきたいと思います。
 
最後まで読んでくれてありがとうございました!